
2026.04.28
鍛冶職人のように
新年度になり担当記者の顔ぶれも少し変わったということで、H紙は若手から元プロ野球担当だったベテラン記者に替わった。その人に真っ先に言われたのが、「貝原さんの人のくさし方は天才的ですね」。確かに当方は口が悪い。常に周囲の悪口を言っていると自分でも思う。「だから僕は貝原さんのいうことに相づちは打ちませんよ」と早々にくさびを打たれた…。
【10R】 3連勝の海野が同期・三宅を巻き込んで波乱を演出! 3連単❻❹❺、❻❹❸ボックス。
相槌(あいづち)とは、もともとは鍛冶で二人が交互に槌(ハンマー)を打つ様子から生まれた言葉。
新エンジンは本体整備がまだあまりやることがなく、基本はペラ中心の調整。2日目は、お互いに4号艇で1着だった地元若手の柳瀬幹太選手と岡本翔太郎選手がペラ調整にハンマーをふるっていた。
二人が金敷に向けて槌をふるうさまは、呼吸が合わないと無理だ。聞き手が話者に関心を持ち、しっかり理解していることを示す。まるで熱心なペラ調整を、その隣でしっかり聞いているペラ小屋の様子のようだ。
ピットでは選手は毎日、金敷にペラをあてハンマーをふるう。その横では調整のよしあしに耳を傾ける光景はよく見る。先輩同輩後輩と立場は関係なく。ピットに響くハンマーの音は、飽くなき探求心の鐘の音だ。