半期に1度の長い1日が始まる

2026.04.29

半期に1度の長い1日が始まる


  当方は徳山常駐記者となって10年以上たつので、さすがに地元選手は見知った顔(と思いたい)。他の記者も取材を通して必ず仲のいい選手は出てくる。やはり波長が合う、合わないということがあるのだろう。当方は、なぜか大阪支部の三宅と〝ウマが合う〟。ただ、アイコンタクトだけで〝出ていない〟と訴えられられても…。
 【10R】 三宅の出足がないのは承知だが、ここなら機力差は小さく展開は突ける。懸命なペラ調整が実る。3連単❺↔❹、❺―❶流し。

 彼を初めて取材したのは今でも覚えている。初夏の日差しがまぶしい時期のからつボートだった。当方も現場に出たばかりで、不慣れな取材に右往左往していたときで、彼もまたA2級に初めて昇格するかどうかというときだった。ピットの外にある喫煙所のとなりで毎日一緒に点数計算をしたのを覚えている(そのときにA2級初昇格した)。気さくに話しかけてくるその人柄に、ピット取材とはまた違う選手の側面に触れて、その後の取材にもすこし自信が湧いてきたのは、いい経験になったと感謝している。
 4月30日は選手にとって長い1日となる。勝っても負けても期末最後の勝負。悔いなく終わりたいものだが、厳しい勝負の世界。甘くはない。結局、目の前のレースに全力を尽くししかない選手たちに幸あれ。

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