エース機になるか?

2026.05.15

エース機になるか?


 新エンジン、新燃料の新年度がはじまってから4節間が終わり、且つ、前節から温水パイプが外れて、今節ですべてのエンジンがでそろった。まだ大きな整備は解禁となっておらず、ペラ調整中心の作業だがエンジンの比較をするうえで同条件が、出そろったことになる。
 今節は気温も高く、回転の上がり方には各選手とも苦労している印象だった。これから気温がどんどん上がってくる季節でエンジン相場にどういった動きが見られるかだが、優勝戦で2着だった上田龍星選手の仕上げた「17」号機。これが頭ひとつ抜けた印象に思う。前操者の森林太選手が調整を何もしていない、いわゆるノーハンマー状態だったが、「このエンジン何もしていないのに、これだけ動くからいいと思うよ」と残した言葉が早くも現実になった感じだ。
 いいエンジンの指標のひとつとして、伸びがしっかり付くか、またはエンジンパワー自体がそもそもイイのかどうか。
前者だとペラ調整などで、無理やり付けて、あとは選手の技量でターンを何とかするパターンが多いが、後者の場合だと、元々のポテンシャルが高いので、伸びに加えて出足もついてくるようだと無双しやすい。この「17」号機はもちろん後者で、おろしたてのまだ温水パイプが付いていた佃来紀選手が乗っていたころから伸びは目立っていた。
 まだ他にもエース機に育ちそうな候補は何機かあるが、現段階では指標機の誕生とみてもいいのではないだろうか。
 

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