30年という年月のかなた

2026.06.27

30年という年月のかなた


 先日、約30年ぶりに出雲大社へ行った。こんな鳥居ってあったっけ? しめ縄ってこんな小さかったかな? とか思いつつも、記憶とはそんなものかと帰ろうと駐車場へ向かっていると、めちゃくちゃデカいしめ縄や神楽殿が目の前に現れた。 いやいやこっちやん! 境内の配置が変わっていたようで、あやうく本物を見ずに帰るところでした…。
 【6R】 先月の前回当地戦で3連単25万円オーバーという特大万舟券の立役者の一人・宮城。そのときも6Rで大外から3着。ここもヒモ荒れで。3連単❹―❻↔全、❺―❻↔全。

 大学時代以来となる山陰地方へ訪れた。四半世紀以上も経っていると、さすがに記憶のかけらもない。ああ、たしかに行ったなという程度だ。30年。ひとことではなかなか片付けられない時間だろう。当方の半生を振り返ったときに、旅行にいくなんてことは薄い記憶でしかない。そのほとんどを、ギャンブルに費やしてきた。
 それ自体がもったいなかったなとは思わない。なぜなら今につながっているからだ。3年前に始まったボートレース徳山の公式YouTube配信「すなっち~ず」に陰ながら出演したときに、自分の中で〝ああ、ここにつながった〟と思った。
 いまのレース記者として自分の立場を確固たるものにしているゆえんは、それまでの経験と記憶だろう。あとは、そこに才能というものがあるとするならば本懐だ。だが、おそらく当方にはない。だからきょうもあしたも悩みながら予想をするのだ。的中の近道はないと思って、やれるだけの準備と取材を積み重ねていく日々だ。
 当方の予想を参考にひとりでも多くのひとが、舟券を楽しんでもらえれば、またレースを楽しんでもらえれば本望だ。

記事一覧に戻る