準優勝戦を終えて

2026.08.10

準優勝戦を終えて


 10Rは平山智加選手が危なげない走りで優出一番乗り。今節で一番落ちついた走りはさすがの貫禄だった。一方で2着争いは激戦。スリット後手に回った堀之内紀代子選手だったが、道中の競り合いは気迫がこもった走りだった。同支部の土屋南選手との最後までの争いは見ものだった。最後は機力差が勝敗を分けた格好。5着に終わった松尾夏海はスリットの優位性を生かせなかった少し悔いの残るレースだった。
 11Rは千葉真弥選手が力強い走り。コンマ0台に踏み込んだスリットはここ一番の度胸を感じさせた。節間最多の5勝と今節の存在感はとてもGⅠ初出走とは思えない。2着の西橋奈未選手は外マイで首位に迫ったが、あっさり受け止められた感じで機力差ははっきりしていた。ただ凡機でファイナル入りは地力強化を感じさせた。
 12Rでは川野芽唯選手が予選トップらしい堂々のイン逃げ。準優は今節で一番安心できる走りだった。かなり弾みのつく逃げだったように思う。2着も守屋美穂選手が難なく抜け出した。惜しくも3着だった平川香織選手が2コースがあだとなった印象。違うコースなら違う結果となったかもしれない足色だった。
 ファイナル6人を見渡してみると、やはり川野選手と千葉選手の仕上がりが一枚上の印象。優勝の行方も2人に絞られそうだ。千葉選手はピットで見ていても苦労人らしく本当に落ち着いており、大舞台で舞い上がることもない。川野選手も伸び負けはなくスタートも問題ないだろう。夏の女王の初タイトルはもう手の届くところまできている。
 

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