
2026.08.20
優勝戦を終えて。
終わってみれば地元エースの白井英治選手が予選トップからの王道V。相棒「12」号機もまずまず動いていたが、来月の当地GⅠ戦を見越すとどうだろうか。今節はエンジンがイイといわれるメーカー機はフル使用だっただけに、来月のGⅠダイヤモンドカップでも、このシリーズが指標となる公算が高い。
最終日はオール1号艇が勝利だったように上位グループはそこまで差がないように思えた。5日目の準優では節イチクラスに仕上がっていると思えた上田龍星選手と井本昌也選手の2人だが、優勝戦は白井選手の前に成す術もなく敗れた。
上田選手の「54」号機は、近況まずまず動いていたエンジンだがターン回りはあそこまで仕上がるとは思ってもみなかった。おそらく本人の水面相性のよさによるところも大きいだろう。5月の前回戦のときに使用した「17」号機もその後はさっぱりで、PGIレディースチャンピオンの千葉真弥選手まで陽の目は見なかった。「54」号機も同じ道をたどりそうな気がする。
一方の井本選手使用の「56」号機はこちらはようやく本来のポテンシャルが見えてきた感じだろう。元々、検定タイムが№1だったエンジンだけに、こちらは今後の動きに要注目だ。
こうしてみてくると夏場を越してエンジン相場は少し変わってきたように思う。「26」号機(藤本佳史)は完全によかった伸びがなくなっているし、「19」号機(石川諒)、「33」号機(岡本翔太郎)、「53」号機(武重雄介)あたりもよかったころの雰囲気にペラがハマっていないように思える。
逆によかったのは「13」号機(松本弓雄)だ。伸び強めでシリーズ序盤は出足もしっかりしていた。急上昇のひとつだろう。あとは「27」号機(前野竜一)、「73」号機(小林京平)あたりは、雰囲気がよくなっていて、さらに大化けの可能性を残した。
まだまだ残暑は厳しく、9月に入っても調整面はそこまで大きく変わることはない。ペラ中心の作業が続くだけにダイヤモンドカップに出場する地元選手にとっては今節の調整のアドバンテージは大きなものになりそうだ。