
2026.08.27
たまには。こんな荒れた節があってもいい。
最終日も6Rで3連単14万オーバーの特大万舟券が飛び出し、優勝戦でも2万弱のイン逃げ万舟券決着など、本当に今節は荒れたシリーズだった。
荒れた要因としては、実力拮抗メンバーということもあったが、暑さがぶり返してきた高温のよる調整の難しさもあるだろう。こういう調整が難しいときは、やはり調子のいいペラのゲージを持っているよりも、エンジンによるゾーンの広さの方が手っ取り早い。
いいエンジンの条件のひとつとして、ペラにしっかり反応してくれるという状態のよさがある。当地水面としては回転が上がりにくいという特性がある。それが気温が高くなることによって、さらに回転が出づらくなる。もちろん選手たちはそれを見越して調整しているのだが、ここに差が生まれやすい。
いいエンジンは、その差を簡単に埋めてくれる。よく選手のコメントで、「ゾーンが広い、もしくは狭い」というのはこの回転域のことだ。どの回転域が好きかは選手によってタイプは分かれるが、その回転域によって動きの良し悪しがはっきりするというわけだ。
今節を見渡すと、やはり優勝した「61」号機は別格だったように思う。前検からペラ調整に着手した塚越海斗選手の仕上げも見事だったが、ペラがバチっと合っていないときでも、動きは一枚上だった。
この61号は来月の当地GⅠダイヤモンドカップにはおそらく使用されるだろう。夏場に入って一番動いてきたエンジンだったが、2連対率の低さからPGIレディースチャンピオンでは使用されなかった。今回はようやく大きな舞台で陽の目をみることができるというわけだ。