
2026.09.17
優勝戦後。
「GⅠダイヤモンドカップ」は17日、優勝戦が行われ、地元エースで1号艇の白井英治選手がインから逃げ切り、4月の桐生70周年、宮島のマスターズチャンピオンに続く今年3度目(GⅠ通算16度目)のGⅠ制覇を飾った(今年4V、通算126V、SG4V)。2着は川原、3着には桐生が入り、3連単❶❷❹は790円の1番人気だった。
地元では勝たないといけない―。そんな白井の責任感があふれ出たシリーズだった。予選トップ通過からの王道路線で、2022年9月の69周年記念以来となる4年ぶりの当地3度目のGⅠVは、初日から1度もシリーズリーダーの座を明け渡すことがなかった思いのこもった走りとなった。
「仕上がりはよかった。スタートは見えていたし、(竹田と)地元2人でいけてよかった。あとはレースに集中した」
レースは3号艇の同じ山口支部の竹田辰也選手とともにコンマ14のトップタイミングのスリット。12/3465の変則の進入隊形にも全く焦ることのない完勝劇だった。
今年4月、自ら立候補して山口支部長に就任した。「若手を育てないといけない」と8月のお盆戦でも若手に積極的に声をかけるシーンも見られた。地元への強い思いがあるからこそ自ら動き、そして結果でも示して見せた。準優を勝ち上がった後に「支部長とかは関係ない。地元なので負けられないだけ」と口を真一文字に結んだ姿にすべてが詰まっていた。
今回の賞金を上乗せして、賞金ランキングは4位に浮上。年末のグランプリに向けてギアが上がっていきそうな勝利でも、「徳山、下関はこれからも全力で走り切ります」と最後まで地元に向けて力強いメッセージを送った。名実ともに地元の大看板は、ファンの声援を力に変えて年末まで走り切る。